社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

貧困

貧困と聞けばユニセフが積極的に支援しているアフリカの子供たち、今も6秒に一人が命を落としているというCMが浮かびます。

見方を変えれば私たちはそれくらい灯台下暗しなのかもしれません。

貧困は必要最低限に食うことも服を着ることもままならない絶対的貧困と、所得の中央値の1/2以下と定める相対的貧困とに区分されます。

日本はこの相対的貧困率が他の先進国に比べて高いと言われています。

ちなみに金額で示せば年収120万円程であり日本の子供の7人に1人が相対的貧困層に入ると言われています。

誠に鈍感でしたが常日頃そこまで貧困層が多いとは感じていませんでした。

私の子供時代も間違いなく貧しかったと思いますがその頃の私の家庭比べてもそんなに貧しさを感じる子供や親御さんがいないとからです。

貧困と聞けば日本では直感的に公園やブルーシートで暮らす浮浪者しか思い浮かべないのは感覚が麻痺していたのです。

官営のアパートに倹約して暮らす御老人やアパートに寄り添って暮らすシングルマザー家庭は放っておいてはいけない相対的貧困層なはずです。

このまま貧困が拡大すると社会が不安定になり経済にもとっても良くありません。

経済と言ってしまうから格差が拡大し貧困という弱者を作り出してしまうのかもしれません。

共産党が言っている大企業と資本家から吸い取れというのは今の日本の場合あながち可笑しなことではないのかもしれないとイデオロギーには無頓着でも共産主義はちょっと…という私でも感じるところがありました。

グローバルな経済の中で勝ち抜かねば世界の中で経済的地位を下げてしまいますが貧困や格差問題それに環境をいかに社会的に解決していくべきが問われています。

至誠