競争
競争するってどういうことでしょうか。
飛躍するかもしれませんが、戦争するってどういうことでしょうか。
敗者を作るということです。
敗者は敗れてこの世からいなくなるかもしれません。
考えてみれば無情といより非情な状態です。
競争には勝つための戦略というものがありますが、つまりは競争も戦いだということでしょう。
戦争は宗教や思想の違いもありますが領土問題が発端でよく起きます。
競争はどうでしょうか。
企業間競争であれば取り分の拡大を狙う競合他社がいて自社の持続的成長に厄介だから、個人間の競争であれば認めてもらうために強い相手に勝ちたいからでしょう。
企業戦士とか熾烈な競争で血を流すとか物騒な表現がありますが競争は本当の殺し合いではありません。
「正正の旗、堂堂の陣」という言葉がありますが、負け戦で血を流す必要はありません。
ポーターの戦略論も「競争は勝ち目を用意してやるもんで、がちんこ勝負はしてはだめ」と言っているように思います。
メガコンペティションとかVUCAの時代の勝ち残り戦略とかいろいろ論じられていますが、一方でソーシャルについて関心が高まっているのであれば、もう少し平和な競争社会ってないもんでしょうか。
至誠