社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

昨日はライバル企業の会長室で酒盛りをしました

突然にライバル企業の会長から電話があり、なんだろうと思いきや、「時間があれば話でもしませんか?今は夜のお付き合いもお互いに自粛して夕方なら時間もあるでしょうし。」という内容でした。

「おっしゃる通りですが、どこか店探すのも世間は接待自粛中ですよ。」と申し上げたところ、「今日の4時頃お越しください。」と言うので、家に帰る前にちょっと寄って情報交換するくらいならいいかと思って、「じゃあ4時にお伺いします。」とご返答申し上げ、その通り4時に参りました。

高層ビルの高層階にあるオフィスの役員応接室に通され、入るとすでに彼が待っていました。

業界の話を20 分くらいしていたら「よかったらここで飲みませんか?」と言うので、「こんなところでよろしいんですか?」と返すと、「どうせ皆在宅勤務で秘書以外は誰も見てないから。」と言って、まずはビールとおつまみが出てきました。

酒が進むと話も盛り上がり、ビールに続いてウイスキーのボトルが出てきました。

東日本大震災の時は階段を使って45分かけて下まで降りたが万が一に備えてフロアを下げたほうがいいかな」とか「亭主はこうして毎日外で仕事してるのに、家に帰るとうちの奥さんは自分をウイルスを媒介するバイキンのように扱う」とか「アメリカに10年いたから皆から英語のネイティブのように思われているがそう思わせておいて本当は話せない」とか普段ではしない内容やお互いの家族や田舎の紹介をしあって盛り上がりました。

彼とは以前も何度か1体1で飲み交わしたことがありますが、昨日のようにくだらない内容で盛り上がった事はありませんでした。

ウーバーイーツを利用する人が増えていますが、もしかしたらこれから会社の会議室や応接で酒を飲みながらというのが流行るかもしれないと思った出来事でした。

至誠


2020年度の業績予想ができない

本日は朝から先ほどまで今年度の業績予想を話し合いました。

トヨタさんは利益が80%減と発表しましたが我が社は一体どうなるのかを喧々諤々とやりあいました。

その結果、4-6の第一四半期は売上はほぼ半減で利益は当然マイナスです。

我が社の商品は食や衣のような消費財ではなく、制約が解除されてもすぐさま需要が回復するようなものでもありません。

かなり固定化されたサプライチェンの一部というものでもないので、外出自粛やリモートワーク等の影響で顧客との接点が激減した影響が第二四半期に現れるのは必至です。

そうなると、9月ごろ以降、特に下期にどれくらい上期分を挽回できるかにかかってきます。

コストに占める人件費の割合が比較的高く、現在まで一切の雇用調整や勤務調整をおこなっておりませんので、上期分を丸々取り戻して黒字に持っていけるかも微妙な状況です。

秋以降の第二波と呼ぶのか第三波と呼ぶのかはわかりませんが、もしコロナが再来すれば相当の経営的打撃を受けてしまいます。

ということで結局のところ本日は予想数字を立てることが出来ませんでした。

恐らくこのような会社は相当多数に及んでいることでしょう。

我が社の場合は運転資金等の心配はありませんし、財テクと言える投資戦略もほとんどしていませんので金回りについて頭を悩ませる人はいないのですが、企業の財務や経理を担当している人、中小企業ならば経営と併せて資金繰りに奔走している社長さんにとっては胃が痛い状況ではないでしょうか。

最近よく、この投資信託はこれから期待できる云々と証券会社から電話がかかってきます。

株屋の皆さんは今が激動の時で面白いとにらんでいるのかもしれませんが、私はこんな時に付け込んで財布を膨らませてほくそ笑むようなことはしません。

市場経済って危機が起きたときに人間の見たくない部分が見えてなんか嫌になるときがあります。

至誠

解除もいいけど緩んではいけません。いまだに政府からマスクは届きませんが外出が緩和されればマスクの需要はさらに高まるでしょう。

 

今日は外で2件ほどアポイントがあったので前後を使って街中散歩をしました。

ドラッグストアや薬屋でもないのに街頭でマスクを売っているショップが多いのに驚きを感じました。

つい最近まで全く見つけることができなかったのに不思議なものです。

価格も50枚で2000円台となっており、それでもコロナ前の価格より相当高いものの、つい最近やっと3800円で入手できた価格を大きく下回っていました。

これぞ需給バランスにのっとった市場価格決定の原理でしょうがシャープのマスクはこれからどうするのかちょっと心配になります。

勢いに任せて昨日は東京都がはじめに公表した15件のうちの8件を紹介しましたが今日は7件を紹介します。

どうやら、このうちの一部は改心してか休業しているところもあるようですが、やっていたという事実は残ります。

また、東京都はその後も追加して営業を続けるパチンコ店を公表しており、現在は公表されている店は30店舗位くらいになているようです。

チャレンジャー(練馬区旭町1-8-1)
チャレンジャー(町田市旭町1-7-2)
チャレンジャー(八王子市大塚552)
チャレンジャー(町田市野津田町180-2 )

上記のほかチャレンジャーという名前でパチンコ店を経営している企業は相模原に本社を置く大国技研という会社で、5億円ほどの利益を上げているとの情報もあります。

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パーラーコスモ(練馬区光が丘3-9-1)
パーラーコスミック八王子2号店(八王子市東町11番4)
パーラーコスミック八王子本店(八王子市中町2-1)

上記3店を経営する、加えて昨日紹介したコスモ高田馬場も経営するこの会社は八王子に本社を置くグランド東京という会社で、都内にいくつかのビルを所有、パチンコ店を経営、インターネットカフェを経営、さらに八王子温泉やすらぎの湯を経営と手広く商売をおこなっている企業です。

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東京都には現在都が公表している店以外でも営業しているパチンコ屋があります。

自分たちさえよければそれでよいのか、競合が休業している今こそ稼ぎ時とばかりに営業しているこれら店を許してよいのでしょうか。

本当は業界内で統制を利かせるのが一番良いのですがそうもいかない業界なのでしょうか。

本当にやめてほしい。

至誠

 

 

東京で名前を公表されたパチンコ店の詳細場所と写真

正義をかざすつもりはありませんが想像するに密状態のパチンコ屋がこの世に及んでのうのうと未だに営業していることに腹立たしく思う人は多いでしょう。

公はどうしてもっと厳しく取り締まらないのでしょうか。

献金をもらっている人がたくさんいるから、警察の天下り先だから、北朝鮮が関係するところに立ち入りたくないから、よく分からないけどやばそうだから、政治家をはじめ世の秩序を守るべき人にはいい加減にして欲しいものです。

公営ギャンブル以外は違法なはずなのにパチンコ屋を出てすぐのところで換金できる、じゃあ地下一階の店でポーカーをやって一階のレストランで食事中に精算すればお金をかけたことにならないのか。

私も学生時代はちょっとだけハマった時期もありましたが、どう考えても矛盾だらけのパチンコというビジネスには納得がいきません。

あまり公表されませんがパチンコチェーンの儲けときたら想像をはるかに超えていますし、脱税が大いに疑われる店がたくさんありますし、パチンコ機器を作っている大手メーカーも濡れてに泡のぼろ儲けで超企業状態です。

若い人がパチンコから離れていっているとはいえ暴利をむさぼり社会に対して貢献もしない、むしろ風紀を乱すだけの存在をこれ以上許しておけません。

東京都がはじめに公表した15件のうち8件は以下のパチンコ店です(残りはあした紹介します)。

上野ダイヤモンド(台東区台東区上野3-28-6)

エース(板橋区志村3-7-14)

ガリレオ(八王子市楢原町497-1 )

ライオン(八王子東町13-2)

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コスモ(新宿区高田馬場4-7-5)

ジャラン(品川区西五反田2丁目7-7 )

ピーアップル(北区昭和町2-5-3)

ポートアリーナスポーツ館(足立区入谷8-14-6)

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これを参考に打ちに行く不届者がいるのはわかっていますが、方々でその行動が問題視されている自粛警察の皆さんはこんな対象物にこそ人に褒められる行動を取ってはいかがでしょう。

至誠 

ZOOMというもの

在宅勤務花盛りの今日この頃、多くの老若男女がZOOMというソフトウェアを使って会議をしているのではないでしょうか。

私も1日に一回は使っています。

skypeが現れた時はなんと不思議なことができるのかと驚きましたが、ZOOMには簡単で便利な使い勝手にいろいろな可能性を感じます。

セキュリティ上不安が多いという専門家がおりますのでフェイストゥフェイスの会議を主とし重要書類等は乗せないようにしております。

デジタル技術は空間的な広がりをバーチャルに縮めることをしてくれました。

次に期待するのは空間的な広がりをリアルに解消してほしい、つまりどこでもドアを作って欲しいし、時間的な広がりを縮めて欲しい、つまりタイムマシンを作り出して欲しいです。

でも、そんなことが起きたら世は悪人たちによって破滅に向かうでしょう。

昨日は経済成長と環境問題について考えたのですが、企業はいくら環境に優しい商品や生産手段と謳ったところで結局は儲けたい一心です。

工業製品を人工的に作り出す行為自体が環境には悪ですし、人工的に作られたものが完全に消費され廃棄物も完全に自然に循環されない限り環境には悪です。

供給サイドに規制を加えることは絶対に必要なことですが環境問題の完璧な解決策とはなりません。

本当の解決策は需要側の姿勢、つまり人工的な物を欲しがらないことではないでしょうか。

コロナが明けて皆が一気に消費活動に向かう姿を想像すると、会社の経営を考えればぜひそうあって欲しいと思いますが、この先の人類のことを考えると、子供の健康的な未来の社会を考えると絶句してしまいます。

至誠

怠惰な生活は楽しい?

忙しい毎日を暮らしていると時間を気にしなくて良い生活がしたいと思うものです。

目覚まし時計に起こされる平日から解放された休日の朝の目覚めの良いことときたらたまりません。

人が自然に戻るということは、日が昇ると同時に仕事を始め、日が暮れると同時に仕事を終えるということかもしれません。

デジタルに拘束され本来の人間性を失った社会よりも、太陽の恵みに感謝し自然と共に生きる喜びを感じられる生活も良いものかなと思うようになりました。

テレビ番組で都会の生活を卒業して田舎暮らしを満喫している家族、さらには自給自足を目指している家族が紹介されることがありますが、そんな変化に対する勇気を醸成したいものだと思います。

至誠

労働

労働っていうのは自分の能力を使って働くことだと思います。

楽して働こうとすること、それは自分の能力を高めたり、働くことで成し得ることをより効率的に為しえるための道具を発明することであって、とても良いことです。

楽して稼ごうとなるとやや微妙になってきます。

働かずして稼ごうとなると、誰かに働かせて儲けを搾取するか、人を騙して稼ぐか以外にはファミリービジネスを引き継ぐか宝くじに当たるかくらいしか考えられません。

つまり楽しようと考えることは良いことがあるかもしれませんが、働きたくないと考えることに良いことはないでしょう。

楽しながらたくさん働こうと思えば成功できるかもしれません。

至誠