社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

背と腹

最近はタクシーに乗ると「ご指定のルートはございますか?」ときます。

これくらいならばまだ良いですが「どのように参りましょうか」ときたら流石に面倒で「お任せします」と言うしかありません。

しばらく前は「まだ新人ですので道を教えてください」なんて運転手さんが多くてしまったと思ったことが何度もありますが最近はナビがありますにでその心配はありません。

私の場合は右行けだの左行けだの言わない運転手さん任せの客ですが昨日のタクシーはちょっとカチンときました。

年配の個人タクシーでしたが行き先を告げても「えっ、どこですか?」と聞き直してきます。

耳が遠いとすぐにわかりましたので大きな声で伝えてようやく分かってもらいました。

まあ仕方ないかとはじめはなんとも思わなかったのですが、急ブレーキ急ハンドルで車線変更もバンバンしてヤバイぞと思う運転マナー、加えてどう考えても遠回りしているのが分かったので少し小さめな声で「なんで築地を通らないんだ」と呟くと「いまの時間築地は混んでるんです」ときつい言葉を浴びせられ、ところが運転手さんが選択した銀座は大渋滞でした。

お互いに気まずく尖った雰囲気が続き目的地で高い運賃を払って降りました。

私でなければあの運転手さんとはかなりやり合う人もいたでしょう。

これを思えば「どのルートで参りましょうか」と聞いてくれた方がお互いに納得できるなと分かった事例でした。

運転手さんにとっても確認は転ばぬ先の杖になります。

ただ、ナビ通り行ってくれと言ってるのにナビを復唱して「こちら右でよろしいですか」「この先はXX通りをお通りしてよろしいですか」云々聞いてくるのは過ぎたるは及ばざるが如しですのでタクシー会社さんには教育をお願いしたいところです。

至誠