平常心
皆さん仕事の上で悔しいと思ったことありますか。
聞くまでも無くしょっちゅうですよね。
お客さんから非常識な要求をされたとき、上司から理解に苦しむ対応をされたとき、もちろん自分の能力や成果が要求レベルに達していないときも自分に対して腹が立ちます。
喜怒哀楽の感情を表情に出したり、成功や失敗あるいは他者から学ぶことは重要なことです。
でも、悔しすぎることが起きたり悔しいことが連続的に起こると精神的に疲れることがあります。
心が折れそうになり発狂しそうになることもあります。
陽はまた昇りいつかまた自分が主役になるときがくると信じ、堅忍果決(じっと辛抱して、やがて来るその一瞬の決断を逃さない)、そして捲土重来の機を確実に掴んでやると心を強く持とうと思う今日でした。
話は変わりますが、今日は幾人かの人間関係に悩む社員の相談にのりました。
デリケートなことなので言葉を選びますし、ひとりひとりの状況や個性を考えて対応も異なります。
感じたことですが、働くことは義務であるというマインドセットは100点からの減点法しか生みません。
ひとりひとり異なる価値観からなる生き方を働き方に少しでも持ち込めば0点からの加点法にかわるかもしれません。
今の仕事好きですか?の問いに好きですと答える人は少ないかもしれませんが、自分らしく生きることを意識すれば「好きの道に辛労無し」で、きっと今の仕事も好きになるかもしれません。
そして「好きこそものの上手なれ」の通り出来栄えも向上し続けるのかもしれません。
働き方ではなく生き方を考えたいですね。
至誠