静かな場所
今、人里離れた田舎にいます。
昨晩は音がない世界で熟睡しました。
今朝は掛け時計の秒針の音で目覚めました。
何と素敵な環境でしょう。
私はこの様な場所で生まれ育ったのです。
ずっとこんな所に居たくないと思っていました。
中学や高校でも住んでいる所に変な劣等感を感じてました。
当時は子供だったんですね。
今はこんな素敵な場所が田舎で誇れるのに。
東京の大学に行ってたまに帰郷した時は高校のあった街ですら何もない田舎に見えました。
方言もちょっと恥ずかしく思いました。
一体何を比較してそう思ったのかな。
などと昔を回想しつつ、この静けさに心洗われています。
深い川は静かに流れると言うようにちょっと時間を気にしすぎて焦っていた自分を見直そうと思います。
言わぬは言うにまさるとでも言えば良いのか、なんでもかんでもあれこれ指示するのも良くないのかもしれません。
VUCAな時代だからこそ自分ではなく皆で知恵と工夫を発揮できる環境が必要です。
気付いているようで分かっていなかったのかな。
至誠