休日の雨
外は雨が断続的に降っています。
天気予報によれば間も無く止むようですが、今日の予定は空任せ、まさに晴耕雨読なので特に焦ることもありません。
それよりもこんなに落ち着いて雨を眺めるのもいつ以来でしょうか。
そういえば昔は親から、ツバメが低く飛んだら雨とか、近くにそびえる霊峰が笠雲をかぶっていたら雨と教えられ、よく外れていた天気予報よりもずっと当てにしていたことを思い出しました。
そうだ、せっかくだから両親の墓を参ろう。
昭和時代は一生懸命に働き、我々子供達を貧しい中でもちゃんと学校に通わせ、平成時代は体の調子を崩して病院やリハビリセンターや自宅での療養ばかりで過ごした両親でした。
今更後悔もできませんが、どうしてもっと親孝行しなかったのか、静かに雨を見つめなながらそう思います。
至誠