まるで宗教
会社という組織は時によって正義を悪とみなし、悪を無理やり正義にしてしまう特性があります。
正義というのは言い過ぎで常識と置き換え、悪というのも言い過ぎで非常識と置き換えたほうがいいかもしれません。
自己防衛するために、あるいは自己を正当化するために、赤信号みんなで渡れば怖くない的な集団行動が起きます。
そのような意思決定がなされる場面ではよく教祖様が現れます。
おかしいなあと薄々感じていても発言できない雰囲気がありますし、熱狂的な教祖ファンの異常行動に圧倒されてしまうのです。
今、有名な大企業でもコンプライアンス違反になる事例が次々に明るみになっていますが、オーナー企業の行き過ぎたオーナー社長でなくとも、普通の企業や組織にも力を持たせ過ぎたらまずい人間がいます。
そのような人間も悪いですが、そんな人事をしてしまう組織にも問題があります。
我が社もそうです。
私の責任は重いと感じています。
至誠