勢いでラグビー観戦
昨日の熱が冷めないうちの今日はスタジアムで実観戦です。
学生の頃に秩父宮で見た大学ラグビーも面白かったですが、先日見たスーパーラグビーの美しさには以前と全く違う印象を受けました。
とにかくホイッスルが少なくて流れるようなラグビーだったのです。
昨日の試合もそうですが肉弾戦でありながら緻密なスポーツで、しかも年々レベルが上がっている印象を受けます。
野球では投手も野手も、特に打撃の技術は相当上がっているように思いますし、陸上競技も科学的トレーニングによってレベル向上が早くなっています。
ちょっと気になるのがマラソンで、男子は瀬古や宗兄弟や伊藤國光達が2時間10分を切る勝負をしていたのが40年以上前なんだから、誰もが10分を切れるようになったのは進歩ですが、最高タイムはもっと上がっていいはずです。
今から50年以上前に飯島秀雄さんという方が100メートルで10秒1で走っていますし、ホームラン世界一の王選手は毎年40〜50本のホームランを打っていたことを考えると、平均レベルは現在の方が上でも、とんでもないスーパースターが時代時代でいたということも言えます。
国内ラグビーでは松尾や平尾は類い稀なスターでした。
天才ほど隠れて鍛練するものですが、スポーツの世界では根性とか努力といった精神論が謳歌する時代の方が科学が先行する時代よりも天才が多かったのかなとちょっとした疑問を覚えます。
至誠