接待
日本がトランプに行ったこと、接待です。
日本は公務員や政府関係者は接待を受けてはならないということになっていたはずですが接待するのはいいんですかね。
影響力のある人はこうやって特別待遇されるのです。
もちろんそこまで上り詰めた人は人知れぬ努力をし、才能と強運と見識を兼ね備えた方だと思います。
ですから接待を受けるほとんどの人は李下に冠を正さずを地で行く方でしょう。
日本がトランプに行ったことに盾突くつもりはありませんし世の中で行われている接待を否定するつもりがないことを予め申し上げたうえでの仮説ですが、ディールに接待は必要なのでしょうか。
実力者は永遠に実力者ではいられません。
ビジネス上の付き合いから刎頸の交わりくらいまでの関係になるのであれば、きっかけが接待であっても素晴らしいことです。
この場合は個人対個人の関係になりますから、組織ぐるみの接待はほどほどがよろしいのではないでしょうか。
友人ということで言えば、今はあまり聞きませんが竹馬の友こそ見直されるべきです。
昔ながらの友達を大切にし思いやる気持ちを多くの人が持ち続ければ、社会的には少子高齢化云々の時代であっても、経済的にはメガコンペティションの中で勝ち抜くシナリオが複雑化する中にあっても、決して諦めない強固なコミュニティが生まれると思います。
申し上げたいのは、組織的営業接待はほどほどに、むしろひとりひとりの関係を築いていこうということです。
至誠