社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

また同じ話

最近、同じ人から同じ話を聞くこと、自分も同じ話をしていることにふと気付くことがあります。

紛れもなく加齢の結果でしょう。

今日もおしゃべりなお得意さんと懇親をしていたら、いつもの昔の話が始まりました。

これは定番なので構わないのですが、2週間程前に会った時と全く同じ世間話をするのには流石に退屈になりました。

気付かないうちに自分も若い人に同じような時間を与えてるのかなと心配になりました。

脳の一部で記憶するという機能が落ちてくるからですが、もう一つは同じく脳の一部で空気を読む力も落ちてきているからと思われます。

今や4人に一人以上は65歳以上で、その割合は次第に高まって行くわけですから、ノスタルジーを感じるヴィンテージもんやリバイバル商品なんてものが流行ってくるかもしれません。

気分は若くても結局のところ昔から慣れているもの・ことの方が落ち着くんでしょう。

そう考えると、イノベーションっていうのは年寄りには難しいのかと感じざる得ませんが、既知と既知の新結合という見方をすれば知識と経験を多く持つ年寄りの方が有利な気もします。

いずれにしても飽きない生活を送ることには留意したいもんです。

至誠