デジタル課税
フランスのデジタル課税にトランプが怒りました。
ファーウェイを締め出し中国に関税をかけ、他国に対しても関税を盾にして貿易改善を迫っている彼がです。
米国の企業を狙い撃ちしたものと主張しています。
全く二枚舌で笑ってしまいますが、アメリカファーストといえば当然の行動です。
税金も払わず世界を牛耳ろうとするグローバルIT企業は皆で知恵を絞ってコントロールする策を検討しなければなりません。
デジタル課税は以前から研究されていましたが今回のフランスは勇気ある行動です。
韓国に対してはついに強気に出た日本政府でもアメリカには怖くてできないでしょう。
それにしても企業のグローバル化というのは考えようによっては恐ろしいことです。
そこを寝床にする人達やそこに影響される人達は国境の概念以外のところでその企業に所属帰属するんですから。
国家は民主主義でもその企業は専制主義かもしれませんが、それでもいいんでしょうか。
儲けているのに税金を落とさないというのもおかしな話です。
アマゾン日本の法人税が競合に比較して少ないというのは話題になりました。
富は資本家の中で還流し、資本家と労働者階級は二極分化し、最終的に資本主義は成立しなくなると説いたマルクスさんは否定されましたが、それに近づいてはいませんでしょうか。
至誠