会議
昨日は10:00から12:30まで2時間半と事前案内された会議に出席しました。
この会議、なんと11:00に終了しました。
しかも、流石に早すぎると思ったのか後半は会議主催者が話を引き伸ばしてもです。
わざわざ関西からお越しになっている方もいらっしゃいました。
利害関係者が集う会だったので長めに設定したのかもしれませんが、1時間半が1時間ならまだしも2時間半が1時間ではいかがなものでしょう。
我が社では、長くとも基本30分以内、関係すると思われる人を全員呼ぶではなく当事者のみの参加、による会議を主催することと2年前に号令をかけました。
当初は無駄な時間の削減に関心を抱いて前向きに取り組んでくれましたが、今は元に戻って長時間のダラダラ会議が行われています。
それでいて、時間がない、仕事がたまっている、ですから矛盾だらけです。
私は仕事をする上で優先順位という言葉はあまり使いません。
モットーはすぐやる、先入先出、残さないです。
優先順位とは重要な案件から取り組むということで一聞素敵なことのように聞こえますが、重要でない仕事は後回しにするということでもあります。
後回しにした仕事はいつまでたってもやりません。
その仕事の関係者にとっては迷惑な話ですし、当人にとって重要でなくとも関係者にとっては重要かもしれません。
以前は机の上に書類を山積みにしてさぞ仕事してます的雰囲気を醸し出していた人がいました。
あの件どうなったと聞けば、何十センチも積もられた中からその書類をさっと抜き出し、周囲からすご〜いと賞賛を浴びて鼻高々になるものもいました。
非効率を生み出す行為を逆に褒めるのもおかしな話です。
人にはそれぞれ自分の性格にあった働くスタイルがあるのかもしれませんが、環境の変化が激しく仕事量が増える中、もっと効率的な働き方を意識してもらうよう、デジタル技術の活用とペーパレス化を推し進めました。
中高年には結構堪えたようですが今は定着しました。
効率効率というのも一人一人を追い込むようで好きではありませんが、他人が関係する仕事を行う上では基本的には重要なことです。
時間は世界の誰もにとって平等に与えられているものですから。
至誠