教育から学習へ
私は経営者の立場から社員の成長を後押しするトレーニングが必要と思っていますし、そのための有効な教育プログラムを提供したいと思っています。
一昔前まではある階層までは同時期に一様なプログラムを提供することで成長と処遇のバランスが保たれていました。
しかし、教育したからといって個人の成長にどの程度プラスになるのか、ましてや組織にどの程度見返りがあるのかが議論されています。
平均点を大きく下回る人材以外はそこそこ平等に扱われてきた時代から大きく変わろうとしています。
また、自律と多様を労使の双方が意識するようになり、個性や意思がより尊重されるような時代です。
これまでは課題や教材を提供してトレーニングする発想でしたが、ひとりひとりが自ら考えて成長するために学習する環境を整えることが求められているのでしょう。
マネジメントするのも大変ですが、ひとりひとりも責任が増すわけですから誰のせいにもできなくなります。
時代は大きく変わっていますね。
至誠