兄弟
明日はMGCがあります。
これまでの五輪マラソン代表の決定過程には異議を唱える人もおり、涙を飲んだ選手もおりましたので、このような一発決定方式を導入した関係者には敬意を表します。
私の注目は井上君ですが、設楽くんにも勝って欲しいと思っています。
ずっとお兄ちゃんの方が強くて、弟の悠太君も強かったのですがお兄ちゃんの後ろを行ってた感がありました。
ところがお兄ちゃんとは別の実業団を選んでからは、吹っ切れたのか目覚めたのかは分かりませんが、強いのなんのってもんじゃありません。
怪我に泣いていたお兄ちゃんも所属を変えて復調傾向にありますし、直前練習では弟のサポートをしているようなので、この兄弟愛にメダルをあげたいなと思います。
とはいえ、兄弟といえば服部君もそうだし、他の選手達もニュースになっていないだけで様々なストーリーを持っていますのでえこひいきなく応援します。
兄弟といえば、山梨の方に親から引き継いだ酒蔵を人気のブランドに仕上げた兄弟がいます。
兄が経営で弟が現場を担うことでバランスよく会社を動かしています。
よくテレビで紹介されている煎餅ブラザースも同じ組織モデルです。
私にも兄弟がおりますが、一緒に会社を経営できるほど気が合うとは思えません。
最後に信用できるのはやっぱり家族と言いますが、サラリーマンでやってきた私にはファミリーでビジネスをする感覚がわからないので、そのメリットやデメリットを正しく理解できていません。
正直なことを言えば、私は仕事と家庭は別々にしておきたいので、親族と一緒に仕事をしたいとは思わないのです。
よって、サラリーマン社長の私が息子に残せるものは何もありませんが、たとえあったとしても株は譲渡しても会社経営までは渡す気はなく、まあ会社にも入れないと思います。
現実にそんな立場にないからこんな格好つけたこと言えてるのかもしれませんが。
平等って個人の努力と能力だけじゃない部分も相当影響しているところに最近よく皮肉を覚えることがあり変なことを言ってしまいました。
至誠