社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

のれん

昨日の夜はXXさん経営という枕詞がくっついた普通の居酒屋に行きました。

小洒落たメニューで不味くはないですが誰かに紹介したいほど美味しくもなかったです。

おかしなものを出せばXXさんの威信に関わるので一定程度のレベルは担保されるかもしれませんが、よく考えればXXさんは料理人ではなく居酒屋を正当に評価できるのれんではありません。

同業からは有名人の名前を使って不公平だ、ちゃんと市場競争しろと言われるかもしれません。

普通のチェーン店ののれんは品質と味が一定しているという安心感を与えますが、言い換えれば他の店と同様の商品とサービスを提供しないといけないということです。

この前関西のミシュランの店で食事をしましたが、さぞプライド高くやっているのかと思いきや「ミシュランを外れた時の反動が怖くて毎日ビクビクしながらやってます」という正直なお話を聞きました。

のれんも色々あるけれど意識するものがあるという点で共通しておりいずれも決して楽ではないようです。

至誠