歴史は意外に面白い
愚者は経験から学ぶ賢者は歴史から学ぶと言いますが社内の会議で話を聞いていてもたまにそう思う時があります。
ある人が事前にいろいろ構想して参考資料を細かく分析して組み立てた非常に良い提案をしても、「そんなことできるわけないじゃないか」と自分の経験則と価値観から反対意見しか言わない人がいます。
とかく成功体験を自慢したがる人にかかりやすい症候群ですが、中には成功を成功と思わずいつも前向きな姿勢を貫く猛者もいます。
私は本を読むのが大の苦手とは過去に何度もつぶやいていますが実は最近歴史の本を読み始めました。
人の名前を覚えるのが不得手で歴史が苦手だったんですが、もう受験や試験とは関係ありませんので普通に真白な状態で読んでみると意外に面白いことに気付きました。
くわえて、歴史は繰り返すと言いますが今の課題に参考になることも多くがあります。
最初は似合いもしませんがリベラルアーツだと思って読みはじめたものの、今となっては経営の参考図書として読み込んでいます。
日本史と世界史はいつも赤点で地理だけでなんとか逃げ切った遠い昔を思い出すとこんなこと想像にも及ばず不思議なもんです。
アインシュタインはあまりに残した言葉が多いですが「常識とは18までに身に着けた偏見とコレクションだ」と言い切りましたし「失敗がないという人は新しいことに挑戦しなかった人だ」と言っています。
リンカーンの数々の言葉も後世に影響を及ぼしていますが「できる、やろうという決断をすること、方法は後から見つければいい」も名言です。
至誠