社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

ボーナス

時期的に正社員であればその多くの人がボーナスの恩賞に与ったことかと思います。

もっと貰いたいのにと不満顔の人もこんなに貰っていいのとホクホク顔の人もいることでしょう。

我が社はお陰様でそれなりのボーナスを支給出来ましたので多くの割合で満足を頂戴していると思います。

ですが査定の関係で不満を抱いている人もいるでしょう。

査定とか評価というのは時に人のモチベーションを下げてしまいます。

さて年収600万円の場合、月給50万円×12か月貰う方が良いでしょうか、月給30万円×12か月とボーナスで120万円×2回貰う方が良いでしょうか。

ボーナスは一種のインセンティブですので貰うと本当に嬉しいものですが毎月貰うのは給与であって12回分嬉しい思いをするはずです。

あなたの働きは月給30万円に相当すると言われるのと50万円に相当すると言われるのでは伝わるものがかなり違います。

ボーナスゼロというのも寂しいものですので間を取って40万円×12か月と60万円×2回ということではいかがでしょうか。

実は私は月々の生活保障を厚くすることによって腰を落ち着けて仕事をしてもらうことをずっと主張しています。

日本の人事制度は右に倣え傾向が強く中でも我が社は昔から賞与を厚くする傾向が強いので中々変更できないでおりますが働く人のモチベーションや精神的安定を考えれば分かるようなもんです。

給与は絶対支払うもので賞与は業績によって変化できるものという考えから企業経営者にとっては賞与をバッファーにしています。

確かにこれは当たってはいますが人件費の総額は年によってそんなに大きく変化するものではありません。

働き方も雇用契約の形態も賃金も決して今のままが最適ということではありません。

皆さんも一緒に考えてみましょう。

至誠