筋肉野郎
ゴリラのようにでかいのに蟻んこくらいの脳みそしかないものがそれなりの組織の長に座っています。
自分では何も戦略を作れない、部下の説明を聞いても部下以上の発言が出来ない、彼が出来ることは2つだけです。
ひとつは威張り散らして強権支配すること、もうひとつは権力者の加護を受けることです。
彼ははじめは私のところにも報連相といって用もないのにやってきていました。
すぐさま能力不足を見抜きましたので厳しく指導することにしました。
すると手のひらを返したように別の取締役のところに入り浸っているようです。
その取締役というのは会長べったりです。
大の親父が二人でべたべたとくっつきあってこそこそと内緒話をしているのをたまに見ると見苦しいというほかありません。
彼の部門には不幸にもなかなか上には上がれなかった私と仲の良い連中がおりましてたまに飲みに行きますが不満たらたらです。
公正公平な人事が行われなかったら組織は破滅を迎えます。
評価も登用も人が行うことですから主観が入るのは当然のことですがそれでも上に立つものは正義感をもって社会に向き合える人材であるべきではないでしょうか。
民主的に行こうと言う人ほど君主になりたがるものですし、コミュニケーションと言う人ほど自分の主張を述べたがり自分に情報が集まらないことに腹を立てる人です。
企業や組織の中にいると若いころと中堅のころと幹部のころでは見えるものや見方が少しずつ違います。
今私が見えているものは今までは見えなかったか気にしなかったことかもしれません。
ひとりひとりの良いところをしっかり伸ばしてもっと良い人にしてあげようという性善説と、ひとりひとりが持っている苦手な部分をカバーして良いところとあわせてもっと良い人にしてあげようという性悪説の両方をうまく回せばよいのですが、いっそのこと能力ある人かこれから能力を大きく上げることが出来る人かや、性格的に良い奴か悪い奴かに分けて対応を変えてしまうのもありかと思ってしまいます。
それくらい変で嫌で低能な奴が我が社も含めてたまに上司になってしまうからおかしなことになってしまうのです。
効果的な解決策はないものでしょうか。
至誠