タクシー予約
タクシーというのはどうしてあんなに顧客対応に疑問を覚えるのでしょうか。
運転手や社員のレベルが低すぎると言っては失礼かもしれませんがもう二度と乗ってやるかと思わせる対応は誰しも一度や二度では無いでしょう。
最近必ず聞かれるのは「ルートの指定はありますでしょうか」ですがこれはそのことでとやかく言う客がいるからリスク管理上やむを得ないといたしましょう。
私がこれは無いでしょうと思ったのは昨日の出来事でした。
ゴルフコンペに出かけるために早朝にタクシー会社に電話を入れました。
実はその前夜にタクシー予約を入れようとしたら「明朝の乗るときに電話をください」と予約を断られたという経緯を先に付け加えておきます。
5:20に「20分後にタクシー1台お願いします」と電話を入れたところ「予約は受けておりませんので出かける用意ができてから電話ください」という返答、そこで「ではもう用意はできていますので今すぐ来てください」と申し上げたところ「ただ今は空きがありませんので暫くして電話ください」と言うもんで「じゃあ空きが出たところで回してください」と言うと「予約は受けておりません」と堂々巡りです。
このバカと思いつつも「では空きが出たところで連絡ください」と言ったら「空きが出たところでお客様から電話をください」と誰が考えてもおかしなことを言ってきたもんでさすがに頭に血が上ってきて「空きが出たところであなたに電話するので空きが出たら連絡ください」と小馬鹿にして言ってやったところ、「お客様のお名前と電話番号とご住所を言ってください」と聞いてくるまでやっと辿り着くことができました。
「ちょっと遠距離なので行き先も伝えておきます」と親切に言ってやると「行き先は必要ありません」と遮ってきました。
「つかまるかはわかりませんがお待ち下さい、これから探しますから他社には依頼しないでください」と更に言ってきましたので「見つからないと困るので見つからないようなら電話ください」と言い返したら面倒くさそうに「暫くお待ち下さい」と言って切ってしまいました。
2〜3分してすぐ折り返し電話がきて「行き場所を教えてください」と猫撫で声で聞いてきました。
きっと運転手か上司に行き先ぐらい聞いとけと怒られたんじゃないでしょうか。
私が遠方のゴルフ場を伝えると「遠くまでありがとうございます。早速向かわせます」です。
10分くらいしてタクシーが家の前までやってきて優しそうな運転手さんが親切にゴルフバックを積み込みハイヤー運転手のようにドアの開け閉めまでしてくれました。
今回はバックヤードの事務員の対応のまずさを運転手さんがカバーしてくれましたのでもう忘れようと思いましたがコールセンターに顧客対応ができない者を置かなければならないくらいタクシー会社というのは人材不足なんでしょうか。
ならば必要最低限の社員教育くらいはして欲しいものです。
日々訳のわからん客の対応をせねばならない苦労やストレスは理解したいが仕事であることを忘れてはなりません。
タクシー会社はもっとしっかりせえと言いたいです。
至誠