群集心理
最近はおせちを手作りしている家庭が減っているようで我が家もここ数年は1ヶ月ほど前から予約して指定の期日に指定の場所に届けてもらっています。
ということで昨日はおせち周辺を彩る食材を買いに行きました。
数の子やらレンコンやら煮豆やらおせちの具材がたくさん置いてありこれらを買い揃えてオードブルを買い足した方が質も量も上だし出費も絶対に安いと気付くのですが毎年同じことの繰り返しです。
これを現状維持バイアスと言います。
まずは乾杯用の日本酒を選びますが最近は日本酒に凝っていることもあって店舗が張るポップや他人の購入行動に左右されることはありません。
次に年越し蕎麦のつゆを買ってこいと言われていましたので売り場に行きました。
たくさん置いてあるのでどれが良いのかわからず一番安いのもどうかと思うしかと言って一番高いのが良いのかもわからないし真ん中よりちょっと高いのを選びました。
これは経済合理性では説明できない行動パターンで学問的には行動経済学というやつですね。
最後はなんだか知らないけれど人だかりが出来てる売り場がありました。
行ってみるとカニが売られており安いんだか高いんだかわかりませんが取り敢えず一杯買いました。
うちに帰って「こんなの頼んでもないのになんで買ったの」と怒られるのに気付くはずなんですが群集心理にやられてしまいました。
行動経済学で言うところのハーディング現象です。
この時期の買い物は最高に面白いです。
至誠