ディーセントワーク
最近は大手企業の役員さんや政治家がスーツの襟に必ずつけているものこそSDGsのピンバッジです。
カラフルで目立って皆んな付けているから自分もという一種の流行ではないでしょうか。
その企業やその政治家は一体SDGs 17のゴールのどれにどれくらい貢献しているのでしょうか。
株主対策用にSDGsやESGにどのように対応していくかはちゃんと説明資料にして持っていると思いますが、私が思うに「9.産業と技術革新の基盤を作ろう」と「8.働きがいも経済成長も」以外では疑問です。
働きがいだってどうなのというところがあります。
働きがいがあって人間らしい生活ができる仕事を意味するディーセントワークという言葉がありますが、我が国でしっかりお給料もらってる人の中にどれくらい働きがいがあると感じて仕事をしている人がいるでしょうか、働いても働いてもお給料が増えない人たちの中に人間らしい生活で楽しいなんて言ってる人達がどれくらいいるでしょうか。
そんなことが言えるのはごく一部の人たち、まさにSDGsのバッジをつけている人たちだけです。
なので私は付けませんし我が社の経営計画の中にもSDGsの文言は極力少なくしました。
朝になるとカラスがたむろうほど食い物が破棄される飲食街ってどれくらい人間らしい生活に貢献しているのでしょうか。
飽食を満喫することが17のゴールにどれくらい合致しているのでしょうか。
ピンバッジをつけている人たちから率先して無駄の排除に努めてください。
至誠