社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

東京

私が東京に出てきたのは大学進学からで記憶にある限りそれまでは一瞬でも東京に足を踏み入れたことはありませんでした。

はじめに来た時は受験の時でしたがほこりっぽさを感じたことを覚えています。

いまでは何も感じませんが空気が澄んだ山の中から突然都会へ出てくると車や煙突や雑踏に舞うほこりが体感的にすぐにわかりました。

もっとわかりやすく言うと、鼻をかむとティッシュが真っ黒になったのです。

突然の変化に浄化する免疫がなかったんでしょうね。

私は西日本の出生ですので友達は大阪や京都に出る人が多かったです。

京都といえば794年に平安京が生まれた時からの首都です。

京都の京はみやこを意味し、京都の都は都市を意味すると聞きました。

従って、東京は東のみやこという意味で東都ではありませんが、一般的にみやこと言えば都の漢字を使っているのが不思議です。

であるならば、東のみやこである東京ではなく、みやこの都市である京都が首都ではないだろうかという疑問が湧きます。

現在の天皇は京都から東京へ一時的に参られており本来のお住まいは京都です。

でも、東京をキャピトルと言うし、国会でも日本の首都は東京と明言されましたので東京なのでしょう。

行政機関の一部移転が計画されていますが、東京の一極集中を崩せば本当に日本経済は弱化するのか、富山市のようにコンパクトシティ化したほうが生活が楽になるという実証があるだけに分散化は非効率と見られがちですが、人が人らしく生きるには本当に集中して住むことのほうが良いのでしょうか。

至誠