青と緑
昨日ふと見た信号機の色が緑ではなく青に近かったことに気づきました。
LED化されていたので道路交通法にまで定められた青色を意識したのでしょうか。
幼稚園児に緑のパネルを見せて「これは何色ですか」と聞けば必ず「緑」と答えます。
もしも「青」と答えれば「違います、緑ですね」と諭すでしょう。
でも「信号機の色を答えてください」と聞いて「赤緑黄色」と答えれば「おしい、赤青黄色です」と間違ったことを教えます。
青でなく緑が使われたのは諸説ありますが波長だのなんだの言われています。
テレビがブラウン管だった頃は画面をじっと見つめれば光の三原色が見て取れました。
確か、青と赤と緑だったと思います。
赤と緑が混ざって綺麗な黄色が出来上がっていました。
手旗信号は普通は白の旗、または白と赤の旗を振って合図します。
どうしても引っかかるのが、なぜ緑色信号を青色信号と言うかです。
外国人は間違いなく進めの色はグリーンと答えます。
ちなみに日本語で白髪は英語ではグレイヘアーと言います。
これはどちらでもいいかと思いますが。
そう言えば、日本語で青々しいを使うときに、夏の穏やかな綺麗な海を見て青々とした海と表現するのは分かりますが、同じく夏の晴れて木漏れ陽が降ってくるような森で青々とした木々と表現するのはどうしてでしょう。
幹の色は指していないでしょうが少なくとも葉っぱは青でなく緑です。
野菜ジュース等に記載されている緑黄色野菜と言われればなんとなく外見や内見が緑や黄色の野菜なんだなと思い浮かびますが、野菜や果物を青果物と言ったり青物と言ったりするのはなぜでしょう。
日本では青を緑と呼ぶことはなくとも、緑は青と呼んでも良いのかもしれませんね。
今日は中身のない小さな疑問解消の内容でしたかね。
至誠