中年の老い
自分にはマラソンの才能があると信じ込み週3程度の練習を原則毎日練習に切り替えました。
原則としたのは毎日のように接待があったのと休日に頻繁にゴルフがあったからです。
それでも朝起きて走ったり接待行く前に走ったり、ゴルフから帰ってきてからも走りました。
走る距離も10キロから15キロに増やし、ゆっくり2時間程度ジョギングするロングスローディスタンスと一定のスピードで最後まで走り切るペース走と心肺に負荷をかけるスピード走を織り交ぜました。
冬場のマラソンが本番ですので夏場は走り込みですがたまに20キロ程度のレースに出ました。
自分でもみるみる実力がついていくのが分かりました。
体形もますます引き締まっていきました。
ただ、ダイエットを始めた時期から18キロぐらい減ったところでもう減らなくなりました。
自分としてはあと最低でも3キロ減らしたかったのですが、贅肉が筋肉に置き換わったことでもう限界だったのかもしれません。
くわえて、もしも20歳台か30歳台ギリギリであればまだまだ絞れたかもしれませんが、いったんおやじ体形になってしまったのでそり落とすのは難しいようです。
それでも周囲からは病気じゃないかと100%疑われるほどげっそりと痩せました。
そして本格的に練習を始めて1年目の初レースは暑さがまだ残る秋のはじめに行われた1周5キロの周回レースでした。
小さな大会でしたので集団走ははじめだけで5キロ過ぎからはほぼ一人で淡々と走るだけでした。
タイムは3時間22分で想定通りのレースでした。
次に出たのマラソン大会では大きな大会にも関わらず運よく第一列に並ぶことが出来ました。
それがたたってかはじめから飛び出してしまい終盤は死ぬ思いをしましたが3時間6分でした。
このシーズンの最後は東京マラソンと決めていたのですが参加がかなわず、それに代わって同じ日に開催された地方レースを走りました。
5000人が参加する割に20キロ過ぎるとほぼ一人走になってしまい3時間3分でした。
こうなるとサブ3が見えてきましたので、このまま春のマラソンをエントリーしちゃおうかと思い探しましたが、今は本当に全国的なマラソンブームで申し込み締め切り日までに埋まってしまうことがほとんどです。
東京や京都のような人気があるレースは抽選でほぼあたることはないと思わなければならないくらいですから。
ということで、1年目は3時間3分まで伸ばしたところで終えることを決めました。
仕事の方は大丈夫なの?と聞かれるかもしれませんが、気が張っているのと体力がどんどん付いていくのとで仕事の方も絶好調です。
周囲にもランニングやマラソンを趣味にしている人が増えていますが、皆さんそんな感じで決して仕事に支障をきたすようなことは聞きません。
仕事が忙しいだろうになんでそんなことできるの?とよく聞かれましたが自分でも不思議くらいなんとも思わなかったんですよね。
さて、次の年はいよいよサブ3です。
至誠