社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

東京マラソン

東京マラソンの一般の部が中止になったのは多くの方が思っているのと同様に残念です。

個人的には東京都はこのタイミングで英断を下したと評価します。

昨日、スポンサー企業の方とお話しする機会がありましたのでスポンサー契約についてちょっと聞いてみたところ、広報部等が調整しているだろうが詳しい話はまだ決まっていないみたいとのことでした。

それにしてもエントリーフィーは返金しないに驚いた方は少なくないのではないでしょうか。

特に東京マラソンはマラソン愛好家だけでなく全国から一生の記念にと様々な方が申し込んでくるので今頃電話はパンク状態でしょう。

私のようなものは退会規約に則ってこのような場合は返金はないということは承知しております。

過去に岩手の大会に申し込み、わざわざ前泊で行ったのに中止となってしまい、参加料だけでなく交通費も宿泊費もパーになってしまったことがあります。

この時は2日前に台風のために中止とホームページで案内があったようですがチェックしませんでした。

参加料が返ってこないのは納得していましたが、駅についても案内が全くないし、当日会場へのバス停にも誰もたっていないし、「中止するにしてもちょっと案内が下手ではないか」と事務局にクレームを言いました。

だからといって何も返ってきませんが、翌週に記念品のTシャツが送られてきました。

全て合わせると4万円を超える高価なTシャツになりました。

但し、今回の東京マラソンの決定で私が驚いたのが二つあります。

一つ目は今回の当選者は次回の参加を優先できるということです。

東京マラソンは10人に一人しか当たらないプラチナチケットですので再度お金を払ってでも次回の大会に出られるのであれば願ったりかなったりではないでしょうか。

というよりも、これによって次回の一般参加がますますごく限られた超プラチナチケットになってしまうことを危惧します。

もうひとつは中国からの参加取りやめ者には返金するという対応です。

主催者としては今回は来てほしくないという主催者側の都合だからということでしょうが、中国人以外の参加者も出走できなくなった今となっては不公平感が残ります。

政府から不要不急のものはよく検討するようにというお達しですからスポーツイベントなんてそれに当てはまるでしょうね。

こうなると主催者は大変です。

駅や交通機関は仕方ないにしても、じゃあデパートみたいなとこころはどうなの?なんて言い出す人が出てくるかもしれません。

デパートは個別企業の経営判断と言うのでしょうけどイベントだって多くの企業が絡んでいるわけで苦しい言い訳になること間違いありません。

日本は前の四半期の状態が非常に悪かったし、中国は今の四半期が絶望的な経済指数で発表されるでしょうから、2020年度は4月スタート時点から要注意です。

至誠