処罰

会社生活で規範に外れた行動をとった場合は会社の規定により処分されます。 譴責、減給、出勤停止、降格、解雇あたりの内容で規定を作っているところが多いでしょう。 不意にしでかした場合でも可哀想ですが責任を取ることになります。 それよりも故意にしでかした場合が厄介です。 故意ということは何らかの意図や目的があってのことで、処分しようにもそれなりの理由や理屈を申し立ててくるでしょう。 その言い分がどうにもこうにも理解不能な内容であることが多いのですが、当の本人は真剣極まりなく、従って平行線のまま真の解決の方向に向かわないことがほとんどです。 今日もそのような案件を人事から報告を受け、とことん生きとし生けるもの、中でも人間の共栄の難しさを感じたところです。 当然のこととしてドメインは一緒でも、価値観やビジョンの方向を合わせることが大切なんて言われていますが、今や方向を合わせることは至難であって、共に活動を展開する上で幸せを感じる範囲を共有するくらいにしておいた方が柔軟性のある組織が出来上がるかもしれないと思っているところです。

至誠