どこもかしこもやっていなのって都会に住んでる意味ない?
私はド田舎から上京して都会人ぶっている一派です。
都会と田舎のどちらが好きかと聞かれれば、今となっては刺激とか遊びとかに反応するような歳でもありませんので田舎が好きです。
悲しいかな、都会しか知らない人には分からないでしょうが田舎には仕事がないんです。
自然がいっぱいあっていいねえ!なんて言われるけど自然はあってもお金がないんです。
都会に対する憧れや劣等感を敏感に感じる10代の頃、将来の選択肢の中でチャンスがあれば都会に出ることが優先順位として高くなるのは必然です。
一旦都会に出ると、そこで働き、そこで結婚し、そこで子供が出来、完全に生活の場として確立してしまいます。
そして私のように先が見えてくると「田舎に帰ろうかな」なんて思い始めるのです。
でも、これからの私を待っているのはあちこちの痛みや内臓系の疾患や脳神経の異常や、簡単に言えば病院や薬に厄介になることです。
都会に散々税金を落としてきたのに社会保障の負担は田舎が背負うことになるのです。
そう考えると、いつか田舎に恩返ししたいなんて思っていましたが、帰らないことが一番の恩返しなのかもとも思います。
ふるさと納税でカネが流れることに目くじらを立てているXX区の区長さんや横浜をはじめとした都会の首長さん、そんなこといいじゃあないですか。
毎年毎年、田舎の自治体が教育費や医療費等に散々お金をつぎ込んで大きく育てた優秀な人材をただでもらってるんだから。
昨日は人を信用できない幹部の性を嘆きましたが、エゴを去勢する大人たちもちょっと格好悪いなと思います。
そういえば南青山に建設しようとして住民の反対をくらっていた厚生施設はどうなったのかな?
至誠