社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

バチカンでの出来事

今年の初めに出張でローマに参りました。

現地のビジネスパートナーとランチミーティングののちに「時間ありますか」と聞かれ、夜の誘いにしてはまだ早いしなんだろうと思いつつも「もちろん」と答えると、「一緒にバチカンに行きましょう」と誘われ、前にも行ったことあるけど時間もあるしいいかと思い「いいですよ」と答えると、秘書の車でバチカンの脇まで行き、そこから歩いて市内に入るとそのまま裏の方に連れていかれました。

通常は長蛇の列に並ばなければ中には入れないのですが通用門のようなところからセキュリティをスゥーと入って、警備員がしっかりガードしている場所を抜けて、誰もいない絢爛豪華な階段と居間を抜けて、天井に立派な宗教画が描かれた部屋まで行きました。

部屋に入る前の廊下にコートやバッグを置いて入室です。

訳もわからぬままここまで来ましたが、彼と私と彼も知っている人達が30 名ほど着座するとすぐに紙が配られました。

見てビックリ!法王のお言葉が書いていました。

それから5分ほどしてなんと法王が両脇に重鎮2人を伴って入室されました。

そして代表者が法王にお礼を述べると法王がそれに答えるようにスピーチを始めました。

出席者の中には法王の5分ほどのスピーチに涙する人もいました。

これだけでも凄い出来事でしたが、最後に法王を真ん中に集合写真を撮り、さらには一人一人が法王と握手する場まで用意されました。

まんまと彼にはめられたドッキリでしたが一生モノの「激レア体験」でした。

至誠