社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

奨学金

この前ある記事を読んで驚いたことがあります。

今は大学生の約半数が奨学金を利用しているというのです。

私も奨学金を使って大学を出ましたが、恐らく当時は1割もいなかったと思います。

学校の先生になると奨学金を返済しなくても良かったので奨学金をもらっていた学生のなかには先生になった人が多かったと記憶しています。

私の場合は一般企業に就職しました。

これを思い出すと今はもういない両親のことが走馬灯のようによみがえってくるのですが、社会人になって返済の手続きをしようとしたら、「子供に迷惑を掛けたくない」と全然裕福でもないのにいつの間にか返済されていました。

働き始めの給料は薄給ですので本当に助かりました。

企業によっては奨学金の返済が必要な社員をサポートしているところがあります。

この際、企業は奨学金返済が必要な社員にその一部にあたる額を手当として支給する場合、それについては税法上の優遇を受けることができるくらいの法律を作って、企業の社会貢献を促してはどうでしょうか。

格差是正や人財育成は国家の努めでもありますから真っ当な政策にもなるでしょう。

至誠