国会議員の歳費2割カットをどう思いますか
やっと国会議員も身を削る決断をしたかとほっとしました。
彼らは給料が2000万円強、くわえて諸手当、諸特権、秘書まであてがわれており一人当たりにかかる費用は1億円を超えています。
これに献金をもらったり党から援助金をもらったりしているわけだから良い暮らしができるわけです。
一般的に政治家は表と裏の顔を思っていますが、この前ある政治家とエレベータの中で話をして「今は土曜も日曜もなければ夜もろくに眠れない」とぼやいていましたが、だったら辞めればよいのにと思いました。
もう一人懇意にしている現在落選中の政治家がいますが、かれは超真面目でいつも国家国民の幸福のための政策を考えています。
でも彼はそんな性格だからうまく当選できないのと、昔気質の所があるので国会議員のヒエラルキーの中で埋もれてしまいます。
性格の悪い奴ほど出世するかどうかは分かりませんが、性格が良過ぎる人は世の中でうまく使われてしまうことに憂いを覚えます。
私の周囲の経営者をみてみると表向き人付き合いが上手で社交的な方がほとんどですが彼らの心の奥底までは見抜けません。
一般的に大企業のトップに上り詰める人は人格者である場合が多いですが、ひねくれた考え方をすると政治がうごめく出世レースを勝ち抜いてきた人の中に心清らかな人って存在するのでしょうか。
大企業というほどではありませんが私にも気付いている少し汚い部分と未だ気付いていない汚い部分があると思っています。
それゆえ、いまは自分のことではなく人のことを優先して思うことを意識しています。
雲外蒼天という好きな言葉がありますが、もがきぬいた先には一点の曇りもない綺麗な境地が待っていると言う意味です。
隠居してボランティアで公園の清掃活動をする頃には私の居場所は明鏡止水だなんて言ってみたいと思っています。
至誠