社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

久しぶりに普通の時間に普通の睡眠を取った

昨日は早朝に出勤し役員会やら監査の立ち会いやら書類整理やら非常に忙しく仕事したのちに外部の勉強会に参加して夜に帰宅、以前ならばこれに会食がくっついていましたが今はありません。

最近は出勤時間はいつもより遅く、退社時間はいつもより早い日がほとんどでしたし、在宅勤務に至っては通勤時間がないので毎日夜更かしが続いていました。

昨日は仕事で疲れたせいか夕食の後、風呂にも入らず朝まで熟睡しました。

我が社の場合は在宅勤務に慣れていないので社員のモチベーションもパフォーマンスも落ちているようだし、かく言う私がこんな風だから問題です。

例えばサイボウズさんのように社員の多様な働き方に長年取り組んできたお会社に比べて我が社のこの機のインパクトは大きく経営格差を感じます。

更に愕然としたのは昨日の役員会で役員が口を揃えて緊急事態宣言が解除されれば在宅勤務は解き在宅勤務時のアウトプットを評価すると言い出したことです。

言っている意味はわかりますが彼らの本意は「きっとみんなサボっているに違いない」という疑いの心です。

社員を信じなくてどうする、部下を信じなくてどうする、仲間を信じなくてどうする、そんな君らが一番信用されていないと言い放ちました。

タイミングよく外部の監査役からも「こんな時期だからこそ社会に対して直接貢献するような活動をとってはどうか」と提案を受け、少し考えを改めたものもいるようです。

日本全体が国難に陥っているということを日本全体で理解し合わないとどこかのパチンコ屋みたいなところばかりになってしまいます。

至誠

本当に困っている人たちに対して

これから我が社の今年度について会議を開きます。

社会の中で不要不急にあたる商品群を構成していることから第一四半期が壊滅的な状況です。

経済が幾分持ち直す7月からは上向くでしょうがすぐに元の状況まで取り戻せるとも思えません。

もしも秋以降にコロナの再流行が起きれば潰れることはありませんが財務上は若干の整理が必要になるでしょう。

業績好調でも過剰な投資や人員の採用に走らなかったのが今となっては良かったようです。

しかしこうなると私が去った後の経営陣が必ず行うのが選択と集中と称して儲けの出ない事業や何らかの理由で目をつけられている事業のスクラップと協力業者への締め付けや強引なコストカットです。

世の中には学費と生活費が工面できずに大学を退学しなければならない人、せっかく家族で楽しく暮らしていた家を売らなければならない人、今日支払うお金がなく自己破産する人が続々と出てきています。

自分たちだけぬくぬくと暮らそうなんて企業は社会の公器とは思えません。

もうすぐいなくなる私は既にレームダックで影響力がありませんが、今年度は週休3日、ただし給料一律20 %カットくらいのことをやって少しでも痛みを分かちあわないといけません。

せっかくラグビーがワンチームを教えてくれたのに何をやっているのでしょう。

至誠

 

個人的なことだが重大な発表

もう既に決めていたことで根回しも済んでおりますので、私ごと現在ある会社の代表を務めておりますが、この時期をもって辞めることにしております。

家族のいる身ですので収入がなくなることに強い危機感と家族への責任を感じておりますが、いったい誰のために働き、誰が喜んでくれているのかを考えたときに、それがハッキリ見えなくなったというのが理由です。

これからはもっと地に足を置いて世の中の不公平を是正する仕事に身をおきたいと考えております。

最近よく聞く社会起業家といえるほど勇気ある行動ができるかわかりませんし、法律家ではないのでバッタバッタと不正を正すことはできないでしょう。

代わりに社会での弱い立場、例えば子供、老人、女性、非正規社員、中小企業、地方を応援したり支援する活動や関係する仕事です。

最近の数年間は「これからの経営はデジタル技術の活用とひとりひとりがハイパフォーマーになること」と言い続けて会社の舵取りをしてきました。

おかげでとても儲けの良い会社になりました。

でも、やりたくてもできなかったこと、と言うよりも自信がなくて踏み込めなかったことがあります。

自然環境に優しい経営、循環型社会への取り組みです。

一見すれば儲けと相反するこの取り組みを疎かにしてしまいました。

そのことがいったい自分はどのくらい社会貢献しているのかという自問につながったのかもしれません。

かく言う私、引き続き家計にも貢献しなければならないので思い通り行くかどうか未だ不明瞭ですが。

至誠

出口戦略

もう1ヶ月ステイホームが決定しておりますが私は明日明後日と出社する予定です。

特に明後日は今週一杯までを在宅勤務としている我が社の今月の働き方について方針決定する会議を行います。

我が社の基本在宅勤務という方針を解除する基準、換言すれば出口戦略は「政府の方針に従う」ということになります。

今政府は「出口戦略を示せ」と突き上げられています。

誰が言い始めたのか分かりませんが一般市民までテレビのインタビューでそう答えるようになりました。

政府のイニシアチブが弱いのは誰もが思うところでイライラします。

ただ、これだけ刻一刻と変化する情勢下で出口戦略を明確に出せと言われてもそれはどうかと思います。

「あらゆる状況を客観的に見て総合的に判断する」と言えば良いのにと思います。

XXXXX の数値がYYYYY まで落ち着いたら解除なんて発表して後から別の事態が発生したらどうするのか、大阪はそれなりの数値を並べましたが結構博打のような気がします。

江川紹子さんが青木理さんに対して「あのような立派なジャーナリストがいつも批判ばかりするのではなく自分の意見を言ってはどうか?」のような内容のコメントを出していましたが、テレビのコメンテーターのネガティブコメントのオンパレードは目に余ります。

一躍スターになった岡田教授も出たての頃はコメントが的を得ておらずなんじゃこりゃと思いましたが次第に好感を高めてきました。

彼女は内容に応じて批判だけでなく賛成もするしちゃんと意見も述べるから支持されたのでしょう。

ただ、この前のテレビ番組で西村大臣に意見していましたが議論を交わすにつれて西村大臣の方が深みがあるかなという場面がありました。

あまり好きでない安倍首相について良し悪しを言いたくはありませんが、西村大臣ももっとリーダーシップを発揮して欲しいとは思いますが背負っているものが違うので軽々な発言がないところに好感を持ちます。

8割削減の根拠がわからんと批判するくらいなら自分でその前に自分で考えてみてはと言いたくなるし、PCR検査を増やせとか補償を増やせとか言われなくても分かってることであってにわかプロ気取りのコメンテーター連中が口を揃えてピーチクパーチクとうるさい。

報道の自由をかざすのも良いけれど、くだらん番組を流すくらいならテレビ局こそ放映自粛してくれませんかね。

あんなのにスポンサー料を払う企業もどうかしてる。

至誠

YahooもGoogleもログインする時の認証が面倒臭い!

最近は悪いことする人が多いのか、悪いことするときにメールを使う人が多いのか、YahooにしろGoogleにしろ他のメンバー制ウェブサイトにしろログインするときの作業が面倒な作業が増えてきました。

私は仕事とプライベートでの使い分けを意識して平日日中と夜間・休日用にPCを2台、タブレット2台、携帯2台を使っています。

メルアドも会社のとは別にいろいろ持っていますのでログインの時にショートメッセージなど送られてもその携帯を持っていない場合もあったり、同期させているので一つでやり直すと他でまた一からやり直さなくてはならなかったり、ついつい面倒くさいとぼやきたくなります。

私は今まで個人的にサイバー被害は受けていませんがIT系の企業にとっては重要な顧客情報が漏洩したとなれば存亡に関わる信用問題でしょうから作業が複雑化していくのも分かりますが、便利なはずが逆に手間になってきているのは皮肉なもんです。

至誠

あと1ヶ月? もう1ヶ月?

誰もが予想した通り緊急事態宣言の延長が決まりました。

感染者のグラフは綺麗に下降線に向かっています。

世界を震撼させているコロナウイルスですがどうかこのままいなくなってほしいものです。

日本で現在までに公表されている感染者数は15000人を超え、死亡者は550人を超えています。

この数字以上に感染者がおり、また実はコロナだったという死亡者もまだいると誰もが思っております。

わずか3ヶ月程での被害者数ですので単純比較できませんが、日本の1年間の交通事故死亡者は4000名弱、自殺者は20000名、肺炎での死亡は100000名です。

交通事故を含む不慮の事故死亡者数は40000人です。

コロナなんて大したことないということではなく、コロナ以外でも注意することはたくさんあるということです。

至誠


今日って日曜だったんだ

在宅勤務になって平日の曜日感覚が薄らいでいますがGWに入って全ての曜日感覚がなくなりました。

あさのテレビ番組がいつもの情報番組でなかったので日曜日だったんだと気付く始末です。

今日は一日中ウダウダしていたので明日はシャキッとした生活を送らねばと決意したところです。

世界中が少しずつ経済の回復に向けて舵を切り始めました。

後世の教科書にも出るだろう大恐慌からいかに抜け出すかがこれからの課題です。

経済一流・政治二流の日本が経済が沈んだときにどうなるか、お隣に経済も政治も超一流となった中国が台頭する中で日本は元に戻れるのか、中小企業は中国企業に買われるのではないか、不安は尽きません。

中国語で五月4号星期一は5月4日月曜日のことです。

これからはもっとこんな表現を多く見ることになるかもしれません。

至誠