社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

論文は難しい

今週は原稿を2部書く羽目になりました。

自分では結構良い内容だと思っても第三者に読んでもらうと意味不明な内容や表現があるものですし、完璧な論調だと思っても第三者から未熟さを指摘されたり異論反論を多く貰うものです。

文を書くというのは本当に難しいと認識します。

本を出しても食っていけない時代になりましたがほんの一握りの売れっ子作家達は天才としか言いようがありませんし、その天才を目指して本を書くことに人生を掛けようとしている人たちにはほとほと感心します。

大学の先生や研究家たちは自分のテーマを評価してもらうためにツールとして使うわけですからこれは仕方ありません。

そのような人に一つ言わせていただくとするならば、もっとわかりやすく書けばよいのに奇々怪々な言葉や表現を使って難しく書く人がおりますがどうしてでしょう。

相当昔を思い出せば大学で使う教材がそうでした。

何を書いているかわからないのは内容が難しいというのもありますが、難しい表現で分かりにくく書いているからというのもあります。

書いている人はそういう脳の働きをしているのでしょうから言っても仕方ないのかもしれませんが小説家のように分かりやすく書けば難解な教本も面白くなるのにと思います。

新聞等に掲載される企業や組織のトップの文章や芸能人の本などは明らかに専門の記者やゴーストライターによるものです。

みんな100%そう思ってるんだからゴーストライターなんて失礼な言い方で一切名前を伏せるのではなくXXXX執筆と書けばよいのに。

そういえば、我が社が出すプレスリリースや外に向けて発信する記事も実は私の名前を使って広報が書いています。

人のことを言えた義理ではありませんでした。

至誠