社長's 日記

社長として思っていることを自由に書きます

今週のお題「わたしと英語」

私はロンドンに駐在していました。イギリス人が「それいいね」を何でも「ラブリー!」と表現していたころです。今でも仕事で世界中をまわっています。ならばさぞ英語が出来るんだろうと思われるかもしれませんが、それがそういうわけにもいきません。今週のお題「わたしと英語」から、そんな出来の悪い自分について考えてみたいと思います。スクールにも行きましたし、英語の教本も何冊も読みましたし、通勤中はリスニングもしました。それでもどうしても英語が頭に入ってこないんです。日本語のマーケティング本や戦略本はすぐにインプットされるのに。私の脳は英語に対してだけアゲインストの働きをするんだと思い込むようになりました。そんな時、妻が英語関連の仕事をはじめ、子供が5教科のうち英語だけが得意になり、「おいおい家族間でも性格に不一致が起きるんだ」と感じました。しばらくして仕事の関係でイギリス人が同僚になりました。彼は日本語が話せません。私は英語は嫌いでも人付き合いは大好きなので彼と酒を飲んだり出張をしました。するといつの間にか彼の英語が聞き取れるようになりました。聞き取れるようになると、どういうわけか話が出来るようになりました。おそらくボキャブラリはそれなりに備えていたので、リスニングへの負担が軽くなった分でスピーキングが出来るようになったんだと思います。そんなわけで今はそこそこ英語が好きな状態です。あきらめずにどんな方法でも良いので耳を慣らしておくと、何かのきっかけで急に上達する日が来ます。